天燈節で賑わう街―台北県平渓郷
2006.2執筆記事
台北県の平溪郷は人口6000あまりの小さな町。毎年旧暦1月15日の元宵節の日。ここでは「天燈節」が行われます。天燈とは熱気球の原理を用いた大型ランタンのことです。天燈節は、この手作りランタンに願い事を書き込んで夜空へ飛ばすというイベント。平渓には天燈を扱う店がいくつもあり、作り方から飛ばし方まで親切に教えてくれます。写真は2月5日に行われた平渓郷の天燈節の様子。11日と12日には同じく平渓郷の十分という地区で、より大きなイベントが開催されます。夜空を彩るランタンは観るだけでも楽しめますが、自作のものを大空に飛ばすのはとても気分が良いものです。ぜひ挑戦してみよう。十分までは平渓線を利用するのが便利ですが、当日はMRT木柵線の動物園駅からシャトルバスが頻繁に出ます。イベントの詳細は平渓郷公所(02-2495-1510)まで。
前のページ 買い出し客で賑わう迪化街 |
コンテンツのトップ |
次のページ 菜の花の畑を力走するサトウキビ列車―雲林県虎尾鎮 |