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台北を代表する古刹―青山宮

2006.2執筆記事

ここは台北市の萬華区にある名刹です。ガイドブックでは紹介されることが少なく、日本人旅行者が訪れることは多くないのですが、台北市民にとってはとても親しみのある廟となっています。創建は1856年。廟の内部には精緻な石彫刻や木工の工芸品が並んでおり、その奥に青山王が祀られています。青山王とは三国時 代の将軍・張滾のことで、疫病退治や魔除けに霊力を発揮した人物とされています。毎年旧暦の10月22日には青山王の生誕祭が催され、盛大な儀式が行われます。御輿をかついだ大行列が萬華一帯を練り歩き、路地裏まで熱気に包まれます。青山宮は長らく主殿の修復工事が行われていましたが、それも現在は終了し ており、再び多くの参拝客が訪れています。場所はややわかりにくいのですが、昔ながらの町並みが残るエリアなので、のんびりと散策を楽しんでみましょう。


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