シンボルとなった歴史建築―台中市政府
2006.4執筆記事
人口100万を数える台湾中部の大都市・台中。そのシンボルとも言うべき歴史建築がここです。竣工は1924(大正13)年2 月。台中州庁舎として建てられた建築物で、現在は台中の市政府(市役所)として使用されています。純白に輝く美しい壁面が特色で、青空に映えた姿がとても印象的です。竣工時は台湾でも指折りの規模を誇る建築物とされていました。戦後、何度かにわたって改修工事を受けていましたが、最近、竣工時の姿に復元する工事が施され、現在は館内の参観も可能となっています(平日の8:30〜17:30)。なお、向かいには市政資料館として使用されているかつての台中市役所(1921年竣工)もありますので、こちらも合わせて見学してみましよう。台中駅からは徒歩10分ほど。民権路と市府路の交差点を目指して進みましょう。
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