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澎湖近海の島を巡る旅

2006.4執筆記事

台湾海峡に浮かぶ澎湖列島。その海域は、シラスをはじめとした小魚の漁場として、世界的に知られています。中でも澎湖本島の北側の海域では、ちょうど5月頃に幼魚が現れ始め、8月には成魚として回遊するようになります。この時期、こういった小魚たちが回遊を始めると、これをエサとするカモメたちも飛来してきます。この時期、漁民たちは海上を眺め、カモメの集まっている場所を目印に漁を行うといいます。ここ最近、旅行客に人気があるのは、魚の生態観察ツアー。回遊する魚群を追うように、小型船で近海を巡ります。いずれも早朝5時頃には出発するので早起きは必須。もちろん、馬公市内の旅行代理店では、生態観察ツアー以外にも、離島巡りの様々なコースを用意しています。これらは日帰りコースが充実しているのも嬉しいところです。また、馬公市内のレストランでは極上の海鮮料理が賞味できるのでこちらもお見逃しなく。


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