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台湾最古の媽祖廟―澎湖天后宮

2006.5執筆記事

澎湖島は台湾海峡に浮かぶ島々。かつて中国大陸から渡ってきた移民たちは、台湾本島よりも先にこの島へたどり着きました。荒波を乗り越えてやってきた人々は航海の安全を祈願し、お金を出し合っては廟を建てたと言います。馬公市の中心部に位置する澎湖天后宮は1592年に創建された古刹。現在も澎湖住民の精神的支柱と言われる存在です。決して大きな廟ではありませんが、精緻な彫刻が見事で一見の価値があります。木造のままで残っている廟は全台湾でも珍しく、建築物としても高い評価を受けています。付近には「老街」と呼ばれる古い家並みも残っているので、そぞろ歩きを楽しんでみましょう。澎湖を訪れたら、マリンスポーツの前に、まずはこの廟を訪ねてみてはいかがでしょうか。早朝6:00から夜20:00までは参観が可能です。
[澎湖天后宮・馬公市正義街1号・06-926-2819]


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