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 台湾の街角から

珊瑚礁で形成された漁業の島 小琉球

2006.9執筆記事

小琉球は海上に浮かぶ小さな島。高雄から日帰りで訪問できる行楽地として親しまれています。この島の年間平均気温は25度と温暖で、どの時期に訪れても過ごしやすい陽気となっています。島の人口は1万3千人あまり。その70パーセント以上が漁業従事者であると言います。この島は台湾近海の島の中で唯一、珊瑚礁で形成されています。そのため、海岸線は美しく、石灰岩窟と珊瑚礁海岸の特殊景観が全島各地で見られます。中でも「烏鬼洞」と「美人洞」、「山猪溝」は観光地として整備され、終日多くの人々で賑わいます。写真はこの島のシンボルとなっている花瓶石。文字通り、花瓶を逆さにしたような岩が海上にそびえています。なお、島には公共交通機関がなく、旅行者としてはタクシーをチャーターするか、レンタバイクを利用するしか観光の手段がないのでご注意ください。花瓶石だけは、フェリーが発着する港から徒歩でアクセスできます。


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