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白亜の灯台が聳える台湾最南端の岬 ―鵝鑾鼻

2006.12執筆記事

鵝鑾鼻は台湾最南端の地で、北緯21度54分の地点に位置しています。バシー海峡に面して立つ白亜の灯台は、墾丁のシンボルにもなっています。その眺望は素晴らしく、日本統治時代には台湾八景に指定されていました。今もこれを記念した石碑が残っており、記念撮影のスポットになっています。灯台の周囲は広大な緑地となっており、サンゴ礁石灰岩でできた奇岩怪石や洞窟など、珍しい景観も楽しむことができます。現在、鵝鑾鼻は公園として整備され、敷地内には散策歩道が整備されています。それほどの距離ではありませんが、複雑に入り組んでいますので、案内板を見ながらハイキングを楽しみましょう。また、園内は植物が豊富で、常時300種もの熱帯植物が生い茂っていると言われています。また、この時期はアカモズや鷹などの群れなども観察できます。バードウオッチングの愛好家にはぜひおすすめしたいスポットです。


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