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ルカイ族の暮らす郷を訪ねる―霧台

2006.12執筆記事

屏東県の霧台郷は人口約3000名の小さな村。住民の98%をルカイ族が占めています。もともとは「ムダイ」というのが正しい発音なのだそうですが、現在は「ヴダイ」という言い方が多用されているそうです。ここ霧台郷はルカイ族にとって最大の居住地。ここを訪れて驚かされるのは、スレートと呼ばれる薄い石板を用いた伝統家屋がたくさん見られることです。こういった家屋は夏でも涼しく、耐久性も高いと言われています。こういった家屋は霧台国民小学(小学校)の上方に集まっています。ここは通称「岩板巷」と呼ばれており、学校の横から上っていきます。ルカイ族の人々は今も木彫りや石彫刻を盛んに行っており、どの家屋も装飾にはこだわりがあるようです。交通はやや不便ですが、時間に余裕があれば、ぜひとも訪れてみたい村です。屏東市から三地門へ入り、そこから山道を進みます。なお、ここは事前に警察で入域申請をする必要がありますので、ご注意ください。


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