祝開業！台湾高鉄―台南駅

2007.2執筆記事

台南南部の古都として知られる台南。台湾高鉄の台南駅は市街地からかなり離れた場所に位置しています。市内との連絡はバスが担っており、現在は列車の発着時刻に合わせて興南客 運のバスが運行されています。駅の所在地は台南市ではなく、台南県歸仁郷。駅舎は近未来的なデザインが特色で、嘉義駅を一回り大きくしたような雰囲気となっています。市内へ向かうバスは２系統ありますが、このうち、Ｈ３２系統は成功大学を経由し、在来線台南駅前の台南大飯店までを結んでいます。所要４０分で運賃は４０元となっています。多くの旅行者はこちらを利用すると思いますが、もう一方のＨ３１系統も長榮桂冠飯店を経由して西門路の大億麗微大飯店までを結んでいます。所要３２分で運賃は４０元。市の中心部に直接アクセスできます。 なお、現在はバスのみがアクセスの手段となっていますが、今後は在来線の中洲駅から連絡輸送を担う鉄道線の建設も決定しています。