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祝開業!台湾高鉄―嘉義駅

2007.3執筆記事

台湾高鉄の嘉義駅はかつてサトウキビ農場だった土地の中に設けられています。市街地からはやや離れますが、BRTと呼ばれる高鉄連絡バスが20分間隔で運行されており、不便は感じられません。今のところ、周辺には空き地が広がるばかりですが、ここは台湾高鉄の駅の中でも指おりのスケールを誇る開発予定区です。今後は病院やホテル、大型ショッピングセンターのほか、故宮博物院の分院もオープンする予定となっています。駅舎は大きくないものの、吹き抜けのホールが自慢で、ゆったりとした作り。バス乗り場もわかりやすく、利用者の立場にたった設計となっています。また、朴子や北港、布袋といった周辺都市へのアクセスも便利です。台湾西部の沿岸部は、これまでは観光客の目にはとまりにくい地味なエリアでしたが、今後は急速に観光開発が進められていくことでしょう。


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