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サトウキビ畑を走る蒸気機関車―烏樹林

2007.4執筆記事

台湾南部ではかつてサトウキビの運搬に使用されていた製糖鉄道を再整備した観光列車が人気を集めています。ここ烏樹林もその一つ。台湾では唯一、蒸気機関車の定期運転が実施されている場所です。歴史を感じさせる老駅舎の脇には大きなガジュマルの樹が繁茂し、構内にはいくつかの車両も展示されています。蒸気機関車は2キロの道のりを往復1時間で走ります。現在、蒸気機関車が走るのは週末のみで10時30発の1便だけ。行き止まり式の終点駅では機関車の付け替え作業を行って出発します。平日は小さなディーゼル機関車が同じ客車を牽引します。こちらは平日こそ午前と午後の1往復ですが、週末になると便数が増えます。運賃は大人100元、子供80元。予約は不要ですが、早めの到着をおすすめします。なお、蒸気機関車の運転状況については、故障や修理に伴う運休もあり得るので、できるだけ事前に電話で運行状況を確認するようにしましょう(06- 685-2681)。


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