澎湖で最も古い家並み―馬公老街

2007.7執筆記事

澎湖は台湾本島よりもさらに長い歴史を誇っています。その中で最も古い町並みと言えば、ここです。馬公市の中心部、澎湖天后宮の裏手に伸びる路地は「馬公老街」と呼ばれています。ここには200年という歴史を誇る家屋が連なっています。この路地は修復が施されており、古色蒼然とした雰囲気は薄いのですが、老家屋が密集した様子はやはり独特です。日中は記念撮影を楽しむ観光客で賑わっていますので、早朝か夕方に訪れるのがおすすめです。特に明け方の様子は強い日差しに照らされた壁面がまぶしく、印象的な光景となっています。各家屋はおみやげ物屋になっていたり、喫茶店になったりしていますが、最近は民宿も増えてきました。天后宮と組み合わせて、散策を楽しんでみてはいかがでしょうか。