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知られざる山間の冷泉を訪ねる―新竹県北埔

2007.8執筆記事

北埔は新竹県の山麓部にある小さな町。東方美人茶の産地として知られ、街も茶畑の中に浮かんでいるかのように見えます。住民の大半は客家人が占めており、独特な文化に触れることが出来ます。素朴な味わいの客家料理や、大きなすり鉢を用いた擂茶など、名物も少なくありません。竹東からやってきた新竹客運のバスは町はずれに着きます。ここから街の中心である慈天宮までは徒歩3分。この廟の裏手には古い家並みが残っています。郊外には珍しい冷泉があります。現在はちょっとしたプールのように整備され、週末は多くの行楽客が訪れます。水温は15度。水着着用が義務づけられています。市街地からはタクシーを利用しなければなりませんが、知られざる行楽地を訪ねてみてはいかがでしょうか。 


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