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淡水富士とも呼ばれた美しい山―観音山

2007.11執筆記事

淡水河を挟んで向かいに聳える緑豊かな山。ここ観音山は名実ともに淡水のシンボルです。頂上付近は18もの山峰が連なっているのですが、淡水から見ると、でこぼこした感じはなく、すっきりした山容を誇っています。最高地点は海抜612メートル。緩やかな山の稜線が観音菩薩の横たわる姿に似ていることから「観音山」と呼ばれるようになりました。日本統治時代は「淡水富士」とも呼ばれ、台湾八景の一つにも挙げられていた景勝地です。山腹には散策歩道や観光農園などが設けられており、休みの日には多くの家族連れで賑わいます。ここ数年は観光整備が進んでおり、麓にはサイクリングロードなども設けられているほか、淡水河の河畔にはマングローブの原生林もあります。淡水の街からは渡し舟でアクセスでき、素朴な風情が楽しめます。


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