トロッコ体験ができる博物館―台湾煤礦博物館
2007.12執筆記事
台北県平渓郷にある台湾煤礦博物館は炭坑をテーマとした個性派博物館です。ここは1997年に閉山した新平渓炭坑の施設をそのまま敷地としており、当時の採掘用具や施設を展示しているほか、炭坑労働者の生活風景などが紹介されています。ここのメインアトラクションは石炭の運搬に使用されていたトロッコです。小さなバッテリーカーが数台の台車を牽いて走ります。走行距離は約1・2キロ。もともとが石炭運搬用だったため、乗り心地は期待できませんが、家族連れや行楽客には大人気となっています。館長によれば、日本からやってくるファンも多いらしく、中にはここを目的に台湾へやってきたという強者もいるそうです。列車は不定期運行ですが、入場料のみで何度でも乗れます。[台湾煤礦博物館・台北県平溪郷新寮村(十分寮)頂寮子5号・02-2495-8680]
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