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台北最古の古刹「龍山寺」

「台湾の街角から」 2003年11月掲載記事

ここはどのガイドブックを開いても、必ず紹介されている定番の観光スポットです。台北で最も長い歴史を誇る古刹で、清国乾隆帝の時代、一七三八年から約二年間かけて造営されたと言われています。もちろん、現在までには何度かの改修工事を経ていますが、当時から、精緻な彫刻や装飾は注目を集めており、規模においても東洋随一のものと評されていたそうです。また、この廟がある萬華地区は台北発祥の地でもあり、長らく台北を代表する商業エリアでした。現在は繁華街としては没落してしまい、往年の賑わいは期待できませんが、この龍山寺だけは昔と全く変わらない賑わいを見せています。訪れてみれば、今もなお、信仰の中心として確固たる地位を誇っていることがわかるでしょう。ここには日本語教育を受けた世代の老人によるボランティアガイドも常駐しているので、運が良ければ、日本語で廟の歴史について教えてもらうことができます。


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