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台湾文学をテーマにした博物館―國家台湾文學館

2008.2執筆記事

台南市の中心部。大きなロータリーに面して大きな西洋建築があります。ここが国家台湾文学館です。2004年10月17日にオープンした大型博物館で、台湾文学を専門に扱う初の博物館として話題になりました。ここは展示だけでなく、台湾における文学史料の蒐集と保存、研究も目的としているのが特色です。建物は日本統治時代の台南州庁舎を用いています。竣工は1916(大正5)年。設計士は台湾総督府技師の森山松之助でした。戦後は空軍司令部として使用され、後に台南市政府となっていましたが、2003年9月に古蹟の指定を受け、博物館となりました。館内には日本統治時代に日本語で著された文学作品の展示もあります。付近にはいくつもの歴史建築が見られるので、散策を楽しんでみてはいかがでしょうか。(台南市中正路1号・06-221-7201・10: 00〜17:00・月曜休館)


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