子宝を授けてくれる温泉―瑞穂温泉
2008.7執筆記事
ここは花蓮県にある秘湯で、温泉好きに高い評価を受けている出湯です。瑞穂駅から約4キロの場所にあります。ここの温泉は含鉄性塩化物炭酸塩泉と呼ばれ、茶褐色に濁っているのが特色。通風や慢性胃腸疾患、婦人病に効能があると言われています。鉄分を多く含んでおり、飲用はできませんが、子宝を授ける湯として知られ、若い夫婦などが頻繁に訪れています。数年前までは瑞穂温泉山荘が一軒あるだけの温泉地でしたが、最近は温泉ブームを受け、いくつかの宿泊施設がオープンしています。瑞穂温泉山荘は高台に位置し、見晴らしが良いばかりでなく、水着着用の露店風呂があり、人気を集めています。なお、この温泉のある集落はタロコ族の人々が暮らしており、集落の名も現地では「エフナン」と呼ばれています。温泉については花東縦谷国家風景区や行政院青年輔導委員会のウェブサイトに詳しい記事があります。合わせてご覧下さい。
前のページ 南国情緒たっぷりの温泉郷―知本温泉 |
コンテンツのトップ |
次のページ 台湾の温泉文化を知る―北投温泉博物館 |