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 台湾の街角から

建築美を堪能する―国立台湾博物館

「台湾の街角から」 2008年9月掲載

ここは台湾を代表する歴史建築の一つです。228和平公園の敷地内にあり、台北駅から館前路を進んでいくと、突き当たりに瀟洒なギリシャ様式の建築物が見えるはずです。この博物館は日本統治時代に設けられ、台湾で最も長い歴史を誇っています。展示内容は台湾の風土に関わるものが幅広く集められており、企画展示が中心となっています。建物はとても見応えがあり、特に中央ホールの天井に設けられたステンドグラスは一見の価値があります。中央ホールの両側には大きな花瓶が置かれていますが、ここには終戦まで児玉源太郎総督と後藤新平民政長官の銅像が置かれていました(現在も博物館の収蔵品となっています)。周囲は緑溢れる公園となっており、市民の憩いの場となっています。また、売店では数多くの郷土グッズが置かれているので、お土産探しなども楽しめます。
[台北市襄陽路2号、02-2382-2699、月曜休館]


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