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台湾の考古学に触れる文化空間―十三行博物館

「台湾の街角から」 2008年10月掲載

十三行博物館は台北県八里郷にある博物館です。少々変わった名前ですが、これは台湾の史前文化で ある「十三行文化」を示しています。もともとは汚水処理場を建設する際に発見されたというこの遺 跡。館内には石器や陶器、骨製品、金属、ガラス、古銭、さらに墓穴や集落跡などが展示されていま す。約2000年前のものとされる圓山文化、1800〜400年前の十三行文化、そのほか、唐や宋、清の時 代に至るまでの文物があります。台湾の史前文化と台湾先住民、そして漢人の文化交流史を学ぶこと ができます。また、この博物館には遺跡エリアというものがあり、約1000坪の発掘現場が保存されて います。八里のフェリー乗り場にはレンタサイクルがありますので、ちょっぴり距離はありますが、 サイクリングと合わせて訪ねてみてはいかがでしょうか。
[台北県八里郷博物館路200号、02-2619- 1313月曜休館、入館料:100元]


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