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子宝の湯を訪ねる−瑞穂温泉

「台湾の街角から」 2009年1月掲載

台湾東部の花蓮県にある瑞穂温泉。ここは1919年、日本人警察官によって開かれた歴史ある出湯です。終戦までは「滴翠閣」と呼ばれていた浴場施設が旅館となって残っています。四方を樹木に囲まれ、木造平屋の落ち着いた建物が静かなたたずまいを見せています。湯温は約48度、泉質は弱アルカリ性の含鉄性塩化物炭酸泉に属しています。鉄などの鉱物を含んでおり、鉄分が空気に触れて酸化するため、鉄サビのような黄金色の結晶が浮いているのが特色。この湯は皮膚病や関節炎に効能があるほか、男の子が産まれる確率が高いとも言われています。そのために、新婚と思われるカップルに大人気。瑞穂温泉はまたの名を「生男の泉(子宝の湯)」とも言われています。瑞穂温泉の先には紅葉温泉というもう一つの出湯もあり、こちらも秘湯ムードたっぷりです。


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