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美しい学校建築を参観―真理大学

「台湾の街角から」 2009年2月掲載

台湾北部の景勝地、淡水。ここにカナダ人宣教師マッケイが開いた学校があります。現在は真理大学を名乗っているこの学校ですが、キャンパス内にある「牛津学堂」はマッケイ博士自らが設計したという由緒正しき建築物。「オックスフォードカレッジ」の名で親しまれています。漢字表記では当初は「理学堂大書院」、後に「牛津学堂」と改められました。マッケイ博士はキリスト教以外にも、歴史や倫理学、社会学、自然科学、医学など、幅広く学問的関心を抱いた人物でした。ここは台湾教育史上、最も早い時期に設けられた西洋式の学校でもあります。キャンパスはまるで庭園のような美しさです。西洋の建築スタイルに台湾の伝統的な四合院住宅の概念をおりまぜて造られています。東洋と西洋の建築様式が融合し、独特な雰囲気となっています。(真理大学・台北縣淡水鎮真理街32号 電話02-2621-2121)


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