薬草をテーマにした個性派植物園−台東原生應用植物園
「台湾の街角から」 2009年2月掲載
台湾東南部、台東県は太平洋から吹き寄せる季節風の影響を受け、年間を通じて温暖な気候となっています。植生も豊かで、多種多様な薬草が繁茂しています。日本統治時代はそういった薬草の研究が進み、現在は台東地区だけで2000種あまりの薬草があるといわれています。ここ台東原生應用植物園は台湾東部屈指の植物園ですが、ここでは薬草栽培や研究が行なわれているほか、薬草レストランの経営や健康食品の販売などもあり、数多くの行楽客が訪れています。敷地は1500坪と広く、様々な薬草や草花が見られます。レストランでは薬草を用いた養生料理が味わえます。また、ギフトショップでは薬草を原料とした健康グッズが売られています。薬草を用いたお茶やお酒、薬草食品、薬草ボディケアグッズなど、独自開発されたものが多く、興味が尽きません。
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