100年の歴史を誇る茶葉屋さん―振發號茶荘
「台湾の街角から」 2003年12月掲載記事
台南市にある振發號茶荘。ここは百年の歴史を誇るお茶屋さんです。店内には木製の大きな勘定台があり、その後ろには大きな茶缶がずらりと並んでいます。これらすべては祖先代々受け継がれてきたもので、眺めているだけで歳月の重みがひしひしと伝わってきます。これらの茶缶は錫製で、外側はかなり錆び付いているように見えますが、缶を開けてもらうと内側は見事に銀色のまま。本来、茶葉の保存には錫の茶缶が最適なのだそうですが、現在、コスト面などから、これを使用しているところはほとんどなくなってしまったのだそうです。台南を訪れた際には、ぜひ足を運んでみたい老舗です。日本語が流暢な店主に台南の歴史や台湾茶についてお話を伺ってみましょう。 振發號茶荘(台南市民権路1段137号・06−222−3532)
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