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台湾南部に奇観を訪ねる―水火同源

「台湾の街角から」 2009年4月掲載

台湾南部最大の温泉地と言えば、關子嶺温泉です。そして、南部を代表する奇観の一つに水火同源があります。ここは別名「水火洞」とも呼ばれ、台南県を代表する観光スポットとして知られています。水火同源とは一つの穴から水と火が同時に噴き出している奇観です。これは岩の間からわき水が出ており、同時に自然発火した天然ガスが吹き出ていることから起こります。ここにはある伝説が残されています。その昔、火の龍と水の虎がおり、両者の意見が合わず、争いが起きました。勝負の結果、両者とも深い傷を負ったと言います。そして、「火の龍は火、水の虎は泉」に生まれ変わったのだそうです。そして、両者は同じ場所に居合わせるようになり、今日の水火同源となったと言われています。關子嶺温泉の温泉街からは歩いて30分を要しますが、湯上がり後の散策を楽しんでみてはいかがでしょう。涼しい早朝の散策をおすすめします。


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