陽明山の露天風呂
「台湾の街角から」 2003年12月掲載記事
台北郊外の陽明山は、かつては草山(そうざん)と呼ばれ、台湾四大温泉に数えられていた名湯です。広いエリアの中に温泉が点在しており、温泉区の広さとしては、戦前、日本最大と言われていたほどです。ここ数年の温泉ブームを経て、陽明山にもいくつかの大型スパリゾートがオープンし、話題となっています。こういったホテルは、都市部のホテルとは比較にならないほどの広い敷地を誇り、客室もゆったりとした造りになっています。また、屋内大浴場のほか、スパ施設やサウナが充実しているのも特色。もちろん、和風の露天風呂もあって、美しい山並みを眺めながら、のんびりと温泉浴を楽しむことができます。レストランでは山菜や養殖鱒などが味わえて、こちらも注目を集めています。台北からのアクセスも便利なので、都会の喧噪から離れて、こんな贅沢を楽しんでみるのも良いかもしれません。
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