大成功に終わったデフリンピック

「台湾の街角から」　2009年10月掲載

9月15日に閉幕したデフリンピック。このイベントはオリンピックと同様、４年 に１度、行われており、聴覚障害者による世界規模のスポーツの祭典。その第21 回目の大会が台北を舞台に催されました。その閉幕式はデフリンピックにあわせ て新設された陸上競技場で行われました。獅子舞や台湾オペラなどの出し物が演 じられ、開幕式と同じく、観客席は満席の状態でした。今回、台湾はチャイニー ズ・タイペイの名義で参加していましたが、最終的には金メダル11個、銀メダル 11個、銅メダル11個という成績を残しました。メダル獲得数の順位としてはロシ ア、ウクライナ、韓国、中国大陸に次いで5位となっています。特にボーリン グ、テコンドー、卓球で好成績を残しました。写真は閉幕式のエンディングを 飾った打ち上げ花火の様子。南国の夜空が鮮やかに彩られました。大きな歓声が 会場を包み込んだのは言うまでもありません。

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