樹齢七〇〇年の集集神木
「台湾の街角から」 2004年2月掲載記事
ローカル線情緒たっぷりの集集線。ここは台中から日帰りで楽しめる手頃な散策コースとして人気を博しています。路線名にもなっている集集駅は昔ながらの佇まいを残した木造駅舎。台湾中部大地震で大きな被害を受けましたが、現在は修復されており、文字通り、町の玄関となっています。この駅から西に一キロほど進んだところに、集集神木と呼ばれるクスノキの巨木があります。樹齢七〇〇年を数えるというこの巨木は、樹陰面積が三〇〇坪を越えるといわれ、隠れた散策スポットとなっています。集集駅前にはレンタサイクルの店が何軒かありますので、これを借りると、行動範囲がぐっと広がるでしょう。集集はそれほど大きな町ではないので、ちょっぴり足をのばし、田舎情緒に触れてみるのも楽しいでしょう。
前のページ 昔ながらの温泉宿を訪ねる―紅葉温泉 |
コンテンツのトップ |
次のページ 日月潭のシンボル・拉魯島 |