若者が創りあげる流行の発信基地―西門町
「台湾の街角から」 2004年4月掲載記事
台湾の若者が創りあげる流行文化。それを体感したい時には、まず、ここを訪れてみてください。西門町は古くから商業エリアとして発展していた地区で、映画館やデパート、ブティックやゲームセンターまで、若者が好みそうなものが揃った繁華街となっています。付近一帯は歩行者天国として整備され、キャラクターグッズを扱う店や、書店、CDショップなどがひしめいています。今、このエリアの繁栄を支えているのは中高生を中心とする若年層。そのため、「台湾の原宿」などと言われているのは有名な話しです。道行く人々の着こなしも、どことなく日本の若者風で、ここが台湾であることを忘れてしまいそうです。賑わうのは午後から夜にかけてですが、週末は日中から相当な人出となり、圧倒されてしまいます。散策の起点はMRT板南線西門駅。この駅は待ち合わせ場所の定番でもあり、いつも多くの人で賑わっています。
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