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 台湾の街角から

清国統治時代の鉄道遺跡を訪ねる

2004.9執筆記事

基隆市内にひっそりと眠る鉄道遺跡。獅球嶺隧道は鉄道ファンと歴史好きに注目される隠れた探索スポットです。台湾の鉄道は日本統治時代に入る前、つまり清国統治時代に基隆と台北、新竹間が開通しました。ここはその最初の開通区間です。線路は勾配がきついことを理由に日本統治時代になって付け替えられ、現在のルートとなっていますが、ここは清国統治時代唯一の鉄道遺跡となっています。現在は鉄道文化史蹟の指定を受けており、週末などは家族連れなどが数多く訪れています。最近は基隆市によって公園のように整備されています。残念ながら通り抜けはできませんが、台湾鉄道史の遺産に触れてみるのはいかがでしょうか。獅球嶺隧道までは基隆駅からタクシーで一〇分ほどです。


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