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台湾南部で絶品のトンソクを味わう

2004.9執筆記事

台湾南部の屏東県にある萬巒。ここは周囲を水田とサトウキビ畑に囲まれた小さな町です。でも、ここには台湾全土にその名が知れわたる名物料理があります。それは「猪脚」。つまり、トンソクです。台湾では一般的に甘辛く煮込んだトンソクが多く、骨付きのものがほとんど。栄養価はたかいものの、味付けは少々こってりとしています。しかし、ここのものは同じトンソクでも肉をメインにして食べることが主体となっています。これは客家住民に伝わる食べ方なのですが、脂身がなく、クセのない風味が特色となっています。味付けは素朴で、日本人の口にはとても合います。ボリュームも満点なので、すぐにお腹がいっぱいになってしまうことでしょう。もちろん、健康食としても注目されています。萬巒までは屏東や潮州から頻繁にバスが出ています。バス停の付近にはいくつものトンソク店が並んでいます。


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