期待が高まる台湾新幹線
2004.11執筆記事
開通を目指して工事が進む台湾の新幹線。その車両についてご紹介しましょう。まずは外観ですが、何と言っても鮮やかなオレンジ色の帯が印象的です。台湾の深い緑にはぴったりの色合いと言えます。この車両はご存知のように、新幹線700系をもとに台湾仕様とされたもの。スマートな流線型で、なんとも颯爽としています。外観上の特色は先頭車両の鼻が1メートルほど短くできていることでしょうか。また、車両は12両で編成され、そのうちの1両は「商務車」と呼ばれるグリーン車です。こちらは座席の配列も左右がそれぞれ二列でゆったりしています。走行速度は時速300キロの台湾新幹線。世界でも指折りの高速鉄道の登場が待たれます。[写真・鄭銘彰]
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