蘇澳で港町風情を満喫
2004.11執筆記事
宜蘭県の蘇澳鎮は台湾を代表する漁業の町です。三方を山に囲まれ、残りを海に面したこの町は、天然の良港として知られてきました。漁港は蘇澳駅から10分ほどの南方澳という地区にあります。蘇澳は戦前から漁業で大きく賑わい、カジキマグロの漁で知られていました。港にはぎっしりと漁船が並び、町もどことなく、潮の香りに包まれています。この町は鰹節や缶詰といった海産加工品でも知られ、干物を扱う店も頻繁に見かけます。魚市場をのぞいてみると、水揚げされたばかりの新鮮な魚介類が並んでいます。付近のレストランでは、市場で購入した海の幸を調理してくれます。値段も安く、台北の半額程度で済んでしまうという魅惑のグルメスポットです。
前のページ 二年に一度のパスタアイを体験 |
コンテンツのトップ |
次のページ 精緻な彫刻を施された廟―三峡祖師廟 |