期待される台湾新幹線―運転席を大公開
2004.12執筆記事
開通が待たれる台湾の高速鉄道。台北―高雄(左営)間をわずか一時間半で結ぶ夢の高速列車です。今回の写真は気になる700T型車両の運転台で、神戸の工場で撮影したものです。最高時速三〇〇キロを誇るこの車両ですが、運転台は最新鋭の技術を駆使し、とてもシンプルにまとめられています。ブラックを基調とし、落ち着きがあって、計器も見やすくデザインされています。全体的にすっきりとした印象となっています。言うまでもありませんが、安全には万全の対策が練られています。細部については、日本の車両とはやや異なる部分もありますので、これから始まる試運転では、さらに念入りなチェックが行われていくことでしょう。一刻も早く、その雄姿を目にしてみたいものです。 [写真・鄭銘彰]
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