高雄・愛河の河畔散策
2005.2執筆記事
高雄市の西部を流れる愛河は長らく高雄のシンボルとして人々に愛されてきた存在です。日本統治時代は高雄川と呼ばれ、運河として機能していました。現在、七賢橋から高雄大橋の間が公園として整備され、憩いの場となっています。戦後、長らく水質汚染が問題視されてきましたが、それも最近はずいぶんと解消されました。現在は、遊覧船も出るようになり、観光客に好評です。河岸は南国らしい深い緑に覆われ、その背後に産業都市らしく、近代的な高層建築が並びます。昼間の散策はもちろんですが、夜間も橋がライトアップされるので、機会があれば、夕暮れ後にも訪れてみたいものです。付近には、高雄市立歴史博物館や電影(映画)図書館、そして、台湾で指折りの教会建築とされる高雄天主堂などがあるので、こちらも合わせて訪れてみましょう。
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