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 台湾の街角から

冷泉が湧き出る港町

2005.4執筆記事

台湾北東部の宜蘭県。その南部に位置する蘇澳(すおう)は、世界でも珍しい冷泉が湧く町として知られています。日本統治時代からその存在を知られた冷泉は、現在、公園として整備されており、プールのような屋外浴場とログハウス風の家庭風呂の2種類の入浴施設があります。冷泉は豊富な地下水と大量の二酸化炭素を発する石灰岩によって形成された炭酸泉です。冷泉の温度は22度前後。はじめはかなりの冷たさを感じますが、2〜3分もすれば、全身が温まってきます。冷泉は皮膚病や胃腸病、膀胱結石に効果があるほか、糖尿病や痛風などにも効果があると言われて注目されています。これからのシーズン、台湾はかなりの暑さを迎えますが、気温が上がるに連れて、冷泉も人気が高まってきます。冷泉浴を終えたら、漁港で水揚げされたばかりの海鮮料理を堪能しましょう。


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