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陽明山に温泉を訪ねる

2005.5執筆記事

陽明山は台北の北郊にある景勝地で、年間を通じて色鮮やかな花々が咲き乱れます。台北からの交通も便利なので、今やどのガイドブックにも紹介される定番のスポットになっています。しかし、陽明山の魅力は花だけには限りません。温泉も陽明山を知らしめてきました。古くは日本統治時代から温泉地として知られ、草山(そうざん)温泉と呼ばれていました。温泉浴は陽明山一帯で楽しめますが、陽明山国家公園風景区管理処からさらに奥まった場所にある小油坑では、硫黄の噴出する様子が眺められます。ここは七星山(1191m)の山麓にあり、いつ訪れても湯けむりがたちこめています。台北・陽明山から金山へ向かう皇家客運のバスに乗れば、付近を通ります。ぜひ途中下車したいところですが、バスの車内からも、湯けむりだけは見ることができます。


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