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手つかずの自然を眺められる展望台―大鵬湾海洋観光園区

2005.6執筆記事

ここは屏東県にある国家風景区で、台湾西南部唯一のラグーン地形です。湾内は東西約3.5キロ、南北約1.8キロとなっており、水深は平均で2〜6メートルとなっています。古くは大規模なカキの養殖地となっていましたが、日本統治時代に水上飛行場として整備されました。そして、終戦後も長らく軍事基地だったことで、手つかずの自然が残りました。現在は南台湾で最も優れた水上レジャースポットに数えられています。また、大鵬湾は台湾におけるマングローブ生息地の最南端で、主にヒルギダマシが群生しています。ここにはあらゆる水棲動物が棲み、豊かな自然生態を観察できます。ここが国家風景区として整備されるようになったのは2002年のこと。現在、そのシンボルとして、入江に面して水陸両用飛行機を模した展望台が建てられています。
http://www.tbnsa.gov.tw/ (大鵬湾国家風景区管理処)


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