JR北海道釧路支社の特別企画・「台湾鉄道研修ツアー」のお知らせ
このブログでもご紹介したように、
3月12日、JR北海道の「SL冬の湿原号」と台湾鉄路管理局のCK124が
姉妹列車としての関係を締結しました。
http://www.katakura.net/xoops/html/modules/wordpress3/index.php?p=445
締結日の様子はこちら
そして、このたび、姉妹列車関係の締結を記念し、特別ツアーが企画されました。
羽田・新千歳発着で、6月6日(水)から10日(日)までの5日間。
台湾鉄路管理局の全面的な協力を得て、魅力いっぱいの内容となっています。
「台湾鉄道研修ツアー」と名付けられたこの企画、
私は台湾側からその内容を聞かされたのですが、その充実ぶりに驚かされました!
通常では申請を出しても許可が下りないところが多く、
そのほかにもツアー専用の特別列車など、参加者だけが体験できるネタが目白押しです。
以下、コースの概要を記します。
現時点では書くことができない「サプライズ」もあるのですが、概要は以下のようになっています。
6/6
午後便 羽田 → 台北へ
6/7
新竹に向かい、CK124牽引の特別列車に乗車。
SL冬の湿原号との姉妹提携記念列車です。
補機には旧塗装の青いディーゼル機関車が付きます。
客車はなんと、全車が商務車(グリーン車)。
まさに乗るもよし、撮るもよしといった感じです。
6/8
七堵の車両基地を特別訪問。
昭和天皇(当時皇太子)ご乗車用の貴賓車と台湾総督用の特別客車を見学。
これについては拙著『台湾に生きている日本』(祥伝社)をご覧ください。
この日は構内の施設をたっぷり見学します。
お昼ご飯は職員食堂で(笑) 職員の皆さんと一緒に庶民料理を味わいましょう!
夜には台湾の鉄道ファンとの交流会があります。
6/9
早朝に自強号で彰化へ移動し、彰化機務段(機関区)を訪問。
定番の扇形車庫もたっぷり見学。
午後からはDRC1000型2連の特別列車に乗車。新竹駅(木造駅舎の見学などあり)。
なお、この列車のヘッドマークにも注目です!
6/10
帰国 台北 → 羽田
以下にJR北海道釧路支社のオフィシャルサイトがあります。
代金、約款などについてはこちらをご覧ください。
http://www.jrkushiro.jp/tabisite/taiwankensyuu.html
なお、今回は台鉄関係者をはじめ、名刺交換の場や台湾の鉄道ファンとの交流もあります。
プライベート名刺などもあるといいかもしれませんね。
また、自作の作品集などもあれば、盛り上がるかもしれません。
なお、交流会では台湾で刊行されている鉄道本や写真集なども販売予定だそうです。
なお、貴賓車をはじめ車両基地の見学など、特別申請のもとで行なうネタが多いため、
5月15日までに参加者名簿を提出する必要があるそうです。
時間があまりないのですが、14日までに参加表明・お申し込みをお願いしたいと思います。
最後に、本ツアーに関するマニアックな部分のお問い合わせにつきましては、
旅行社窓口では回答不能なことが予想されるので、以下にご連絡ください。
この企画に直接関わっている者が対応させていただきます。
bong-seol-gang@nifty.com
なお、当企画には、私・片倉佳史もご招待をいただいています。
現地でお会いできることを楽しみにしております。台湾の話し、鉄道も話しで盛り上がりましょう!
【追記 20120512】
このたび、現地(台北)合流参加がOKになったそうです。
関西、名古屋在住の方から多くのリクエストがあり、
また、マイレージなどを用いて台湾に来る方も多いことから、それに対応する形でOKが出たようです。
気になるお値段は144,000円!
そして、2名参加ならさらにお一人28000円、お安くなります。
http://www.east-asia-railroad.com/trat.htm
より詳しい本ツアーの特別サイト
この現地合流(航空券なし)参加はあくまでも特例ですので、お申し込み・お問い合わせは以下に記す企画立案者宛にメールをください。
また、6日に休みが取れず、7日からの合流をご希望の方も以下のアドレス宛にご相談ください。
bong-seol-gang@nifty.com