廖継思著『いつも一年生』
日本統治時代の台中一中の卒業生で、
日本留学の経験もある廖継思さんの新刊です。
私もこれまで何度かお話しをうかがう機会をいただいてきましたが、
その実直な人柄は多くの人を惹きつけます。
http://www.katakura.net/xoops/html/modules/wordpress/index.php?p=310
以前、廖さんを訪問した際の記事です
日本統治時代の旧制中学の様子、千葉医科大学附属薬学専門部時代のエピソードなど、
興味深い内容が詰まっています。
また、特別寄稿というかたちで「台中一中受験記」も掲載されています。
鮮明な記憶力もさることながら、小さなネタの裏取り作業を惜しみません。
読みやすくてリズムのある軽快な文章も魅力的です。
本書は台中一中の交友会が刊行したもので、入手がやや難しいのですが、
ぜひ多くの方に手にとっていただきたいものです。
問い合わせ先
財団法人台北台中一中交友会文教基金会
台北市長安東路2段81号10楼之2
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