基隆で港町風情を満喫―基隆港
「台湾の街角から」 2004年5月掲載記事
ここは港町基隆のシンボルと言うべき存在です。基隆の港は高雄、台中、花蓮と並んで台湾四大港と称され、かつては台湾の玄関口として栄えてきました。基隆駅を降り立つと、大きなロータリーを挟んで前方に港が迫ってきます。駅の向かいには、フェリー乗り場があり、ここからは港巡りの観光船が発着しています。港を眺められる喫茶店などもあるので、散策の途中に立ち寄ってみるのも良いでしょう。基隆はこれまで古い町並みが知られてきましたが、最近は高層ビルも建ち並んでおり、それらが水面に映る夜景が美しいと評判です。台北との間には鉄道とバスが走っており、特にバスは遅くまで便がありますので、基隆名物の廟口夜市で食べ歩きを楽しんでから帰途につくこともできます。
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