城壁と城門が残る町 恒春
2006.9執筆記事
恒春は台湾最南端にある町で、墾丁国家公園のゲートにもなっています。この町の最大の特色は四方を城壁に囲まれていること。城壁は1875年に築かれ、すでに1世紀以上の歳月を経ています。東西南北に設けられた城楼も残っており、この町のシンボルとなっています。現在、これらは国家二級古蹟に指定されています。中でも東門と南門の保存状態は良好で、東門はアーチ型の城門と城壁が一部残っています。そして、南門はロータリーの中央にあり、風格を保っていますが、この辺りには城壁は残っていません。西門は城門だけがわずかに残っていますが城楼はありません。そして、北門は城壁が朽ち果てており、枯れ草が生える侘びしい様子となっています。いずれも散策には手頃なので、南門と東門を中心に歩いてみてはいかがでしょう。西門の周囲には屋台街などもあります。写真は南門の様子です。
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