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新型特急「太魯閣」号がデビュー

2007.2執筆記事

台湾高鉄の開業に沸く台湾ですが、台湾鐵路局は1月23日、新しく導入する日本製の新型電車TEM1000型をマスコミ公開しました。この車両は「太魯閣(TAROKO)」号として、東部幹線を走ります。モデルとなったのはJR九州の885系電車で、最高速度は時速150キロ(運転速度は最高130キロ)。台湾にとっては初めての振り子電車となります。これまで台北と花蓮の平均所要時間は2時間48分となっていましたが、今後は一気に45分も短縮されて2時間あまりとなります。車両は全席がリクライニングシートとなっており、座席はビニールレザー張り。座席の間隔は日本のグリーン車並みに広くて快適です。読書灯や収納可能なテーブルも付いています。現在は試運転を繰り返しており、旧正月前後に第一号列車が営業運転を始める予定となっています。


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