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南部最大の漁業基地・東港の古刹―東隆宮

2007.4執筆記事

黒マグロの水揚げで知られる屏東県の東港。ここは台湾南部最大の漁港で、街も港を中心に開けています。ちょっとでも町を歩いてみれば、港町らしい活気に触れることができるはずです。ここでぜひ訪れてほしいのが東隆宮です。ここは東港最大の廟で、南部を代表する古刹にも数えられます。とにかくきらびやかな牌楼(ゲート)が印象的です。ここの一大イベントは平安を祈って船を燃やす王船祭。通称「焼王船」とも呼ばれています。大きな特製の船を焼いて疫病の神である王爺を鎮め、健康を祈願します。祭典は3年に一度となっています(次回は2009年)。大きな船が海辺まで運ばれ、火が放たれる様子は圧巻なかぎりです。廟の脇には養生デザートで知られる亀ゼリーなどを出す店があります。


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