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台湾史の舞台を訪ねる―安平古堡

2007.6執筆記事

台南は台湾を代表する古都として知られていますが、ここ安平は中国大陸から渡ってきた移民が最初に住みついた場所です。安平古堡は、かつてオランダ人によって築かれた要塞で、現在は史跡として整備されています。1627年、オランダ人はここにゼーランジャ城と呼ばれる要塞を築き、拠点としました。その後、清国時代を迎え、行政の拠点は台南、そして台北へと移りました。一時はここも荒れ果てていましたが、日本統治時代に整備され、現在は資料展示館が設けられています。館内には古写真をはじめとする歴史文物や鄭成功にまつわる遺品などが展示されています。日本語教育を受けた世代によるボランティアガイドもおり、運が良ければ、日本語で詳しい解説を聞くことができます。台南駅からは市内バス2番に乗車して20分ほどで到着します。
(安平古堡・台南市安平区国勝路 82号・06-226-7348)


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