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山肌に位置する名刹を訪ねる―木柵指南宮

2007.7執筆記事

ここは台北南郊に位置する大きな廟です。正式には木柵指南宮と呼ばれていますが、地元では「仙公廟」と呼ばれて親しまれています。創建は1890年にさかのぼり、台湾道教の本山のひとつとされています。主神は呂洞賓という唐代に実在した人物。散髪に長けていたと言われ、今でも大勢の理髪師が参拝にやってくるのだとか。参道には商店街が並び、ちょっとした賑わいになっています。これまではタクシーやバスを利用しなければならず、アクセスにはかなり時間がかかっていましたが、ロープウェーの開業でぐっと便利になりました。MRT木柵線動物園駅からはわずか10分。ロープウェーの駅は本殿の後方にあるので、駅から坂道を下っていきましょう。正殿には喫茶コーナーもあり、鉄観音茶や包種茶などが味わえます。


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