川辺で開かれる魅惑のナイトマーケット−淡水河濱夜市
「台湾の街角から」 2008年11月掲載
夕日の美しさで知られる淡水。ここは淡水を訪れた旅行者が必ず気に入ってしまう魅惑のスポットと言われています。黄昏を迎えると、淡水河の川辺にぎっしりと屋台が並びます。その多くは食べ物を扱っており、イカ焼きや鉄蛋(醤油で煮込んだ乾燥硬ゆでたまご)、酸梅湯(プラムジュース)、阿給(春雨の入った厚揚げ)など淡水名物とされているものが少なくありません。もちろん、食べ物屋台だけでなく、輪投げや水風船割りなど、昔懐かしいゲームコーナーもありますので、童心にかえってみるのもおもしろいかもしれません。河面をなでていくそよ風はとても心地よく、散策気分を盛り上げてくれます。夜市はちょっとした街ならどこでもありますが、ここにはひと味違う風情があります。賑わうのは18:00頃から24:00頃までです。最終列車に乗り遅れないよう、ご注意ください。
前のページ 海上にできる歩道を歩く―浅水歩道(澎湖) |
コンテンツのトップ |
次のページ 台湾東部に北回帰線の標塔を訪ねる |