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台湾東部に北回帰線の標塔を訪ねる

「台湾の街角から」 2008年11月掲載

日本よりも南に位置する台湾には北回帰線が通っています。北緯23.5度の位置にあり、夏至の日には太陽が真上に来るため、正午には全く影がなくなるという特殊現象が見られます。北回帰線は台湾島の中ほどやや南を貫いており、嘉義県水上郷と花蓮県瑞穗郷、そして花蓮県豊濱郷の三カ所に北回帰線の標塔が設けられています。中でも瑞穗郷にある北回帰線標塔の歴史は1933年に遡ります。もともとは瑞穂駅の近くにありましたが、1981年に東部幹線の改良工事が行われ、舞鶴台地の上に移動させられました。現在、周辺は公園として整備されており、日時計のような形をした塔が立っています。四方には中国の伝統的な気象観察を代表する四種の動物、青龍、白虎、朱雀、玄武が描かれています。そして、ここは台湾でも指折りの茶葉栽培地です。美味しい台湾茶を購入することをお忘れなく。


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