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平渓で天燈節を楽しむ

「台湾の街角から」 2009年2月掲載

台湾北部に位置する平渓郷。2月9日、この町で年に一度のランタンフェスティバルが開催されます。普段はとても静かなこの町ですが、このイベント時だけは大いに賑わいます。旧暦1月15日は「元宵節」と呼ばれ、各地で華やかなイベントが開催されますが、『平渓天燈節』もそのひとつ。無数のランタンが夜空を彩ります。天燈とは熱気球の原理を用いた大型ランタンのことで、新年の願い事を記し、夜空に飛ばします。針金に付けた紙に火を灯し、熱気が充満するのを待って手を離します。ふわりふわりと空に舞い上がっていくランタンはとても印象的な眺め。イベントでは何千個というランタンが飛ばされ、その光景は忘れられない美しさです。会場は十分駅から15分ほど歩いた「十分天燈廣場」。


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