北投で台湾の温泉文化を知る
2005.2執筆記事
北投は台北から気軽に訪れられる温泉郷です。周囲には大屯山、七星山、紗帽山といった山々が並び、温泉もこういった山々の火山作用により生まれました。湯量はとても豊富で、地熱谷(地獄谷)や硫黄の噴気孔など、独特な自然景観にも恵まれています。この温泉は日本統治時代から名を馳せており、当時から3種類の温泉の存在が知られてきました。特に「青温泉」と呼ばれていたものはラジウムを多く含んでおり、療養効果が高いとされています。写真は北投公園内の温泉博物館。ここでは温泉と北投の地域文化について学ぶことができます。なお、この博物館はかつての公共浴場でした。台北からはMRT淡水線に乗って北投駅で新北投行きに乗り換えます。新北投駅から博物館までは5分足らず。博物館見学後は、ぜひとも温泉浴を楽しんでから台北へお戻りください。
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